真空注入装置
高品質の製品作りに最適な高精度容積計量方式を採用。
液粘度の変化に影響されない容積計量方式を採用、高精度計量が可能です。
真空注入の際には、吐出液内を完全に脱泡して製品に注入しなければなりません。タンク内樹脂の脱気をはじめ、液経路の密閉保持のため各部に独特の工夫がなされています。
さまざまな用途に対応できるように
お客様の仕様に合わせて装置を製作します
8連真空注入装置
3連真空注入装置
5連真空注入装置
3連真空注入装置
12連真空注入装置
各部の名称とはたらき
簡易型の手動式単体吐出機から、大型の自動式多連吐出装置まで、さまざまな真空注入装置を製作しております。お客様の仕様に合わせて設計・製作しますので高品質を要求される製品作りに最適な真空注入装置をお選びいただけます。
タンク
タンク内の樹脂を高真空度で脱泡します。樹脂の粘度によっては脱泡しやすくするために攪拌機構や加熱機構を装備します。NLCでは特に耐久性・安全性を重視し、信頼性の高い密閉タンクを採用しています。
計量ポンプ
樹脂を高精度に計量するポンプです。真空注入の場合、樹脂を攪拌したり、加熱したりするため粘度の変化が起こりやすくなります。NLCでは樹脂の粘度に影響されることなく精密計量が可能な容積計量方式(ポジロード・プランジャポンプ)を採用しています。
ミキサ
2種類の樹脂を混合するミキサです。電動ロータリミキサ、モーションレス(スタティック)ミキサがあり、樹脂の粘度、吐出量などにより選定します。真空注入専用として外気吸い込み防止タイプも用意しています。
真空チャンバ
注入時に樹脂内に空気が混入しないようチャンバ内に真空引きして使用しますので真空到達度に対する密閉保持機能を備えていなければなりません。NLCでは、優れた密閉保持機能付きの手動式・自動式の真空チャンバをはじめ、お客様の仕様に合わせた各種パレット、予熱・硬化炉、コンベアなどの製作をしております。
シャットオフバルブ
真空注入の場合、真空チャンバ内に製品を入れ、真空引きして先端バルブより樹脂を吐出します。NLCのシャットオフバルブは液ダレが生じないよう先端の吐出口(ノズル)内の液溜まり量を極力少なくした構造の真空注入専用の液体吐出バルブです。